クレッシェンドカップ(予選編) - じゃれ外し名人予選編はこちら
前回何とか1on1に勝利し、決勝に進出することが出来ました。
まずは決勝での追加ルールについて。
・一体パートナーズ追加(追加していい個体は予選の自由枠と同じ)
・自由枠に30位以上で他参加者が使用していないポケモンの採用が可能(ただし、PT内の30位以内と入れ替え)
- 追加パートナーズについて
ここで追加パートナーズについて考えるのですが、ここで重要なことが。
なんとパートナーズ提出の前に次の対戦相手が発表されていました。つまり、次の相手に刺さるポケモンを連れてくることが出来ます。
しかし、提出期間が長い+他の人の提出が見えるという掲示板の都合上、後出しが圧倒的に有利なため、チキンレースになりがちです。
それならどうすれば良いか。相手にこちらがやりたい手を読ませないようにすればいいんです。
相手のPTはこちら
タイプが綺麗に分散されていて、種族値も全体的に高く、普通の殴り合いでは押し負けます。トリルが刺さっていますが見えているので明確な対策枠を設けてくる。
そこでギミックで勝負することにしました。
採用するのはジャラランガ。自由枠はペンドラーで確定。つまり分身バトンです。
ジャラランガといえばZ型が最メジャーのため、警戒も薄くなるでしょう。
勝ったなガハハ
さて、あんらんじゅさんもパートナーを提出されたようです。確認しましょう。
やばい。その一言に尽きます。トリルもバトンも挑発で崩壊してしまうため、この作戦はさっそく崩壊しました。ボルトロス刺さってないし採用するのおかしいでしょって切れてました
- 一戦目VSあんらんじゅさん
以下常体
かなりの古参で実力者。攻め・積みサイクルをよく使う印象。
前述の通りもともと考えていた作戦は無理なので、もう一度考え直すことに。
相手のパートナーズ考察としては、
・抜けるならボルトロス*毒菱の場合を除く
・向こうはラティアス切り気味
・ウルガモス・メタグロス・ボルトロスのSラインは低め→H振り前提のダメージ計算必須
そして相手の自由枠予想としては、
・ハメ系
・単純に刺さっている技範囲のポケモン
・毒菱展開できるポケモン
この条件に合うポケモンは、
単純に刺さっている→マンムー 提出の際に意識しているアピールしたので来ないと信じたい。辛い。
毒菱展開→ニドキング*挑発持ち
こちらの自由枠は考えた自由枠込みのパートナーズで詰まず、他のポケモンに一貫性があるポケモンにしたい。そんなポケモンはいるのか・・・?
いた
草技・毒技・霊技・妖技で全てを縛れるのが偉すぎる。
いるだけで毒菱展開を潰すことも可能。
メガゲンガーを通すように残りのパートナーズを決めることに。
メガゲンガーを通す上で厄介なのが
・スカーフ(サザン・ウルガモス)
・チョッキ(マリルリ)
・先制技での縛り(特に鉢巻マリルリ)
・食べ残しまもみがでのPP枯らし(ボルトロス)
・ボルトロスの悪戯心電磁波
・頑丈・襷諸々の一撃耐えてくるポケモン
これらを何とかするために、
・マジックルーム
・神秘の守り
・ステルスロック を使用。
更に、耐久に厚いウルガモス、メガメタグロスは乱数勝負になるためメガゲンガーは控えめヘドロウェーブ持ちに。6世代で眠っていたものを連れて来た。
結果出来たPTがこちら
ゲンガー@石 控えめ
シャドボ ヘドウェ エナボ マジシャ
H4B108C160S236
S→最速ボルトロス抜き
C→ステロ+シャドボでH振りメガメタグロスが高乱1
B→余り、先制技意識で厚め
上から2つ程の乱数を引いたら降参。数値がどうしても足りない。
ラティアス 臆病HSメンタルハーブ
マジル 神秘 波乗り シャドボ
サポート枠。
ジャラランガ 意地HBS 襷
ステロ 挑発 岩石封じ 毒づき
HB→メガメタグロスの意地アイへ2耐え
マリルリのノーマルZ警戒の毒づき。
この上記3体を基本選出とし、
アリア カノン ムンフォ エナボ
ミミッキュ 勇敢HA タラプ
呪い トリル じゃれつく 道連れ
ホルード 意地AS チョッキ
適当
万が一に備えてトリル展開も可能なようにした。ホルードは飾り。
〜見せ合い〜
サザンドラ→デスカーン。トリルを上から道連れかトリル返しで止めに来たように見える。
デスカーンにトリルをされると全てが終わるので仕方なくラティアス→アシレーヌで選出。
グロスのアイへで怯み、ステロだけ撒いてジャラランガ退場。メタグロスが削れていないためアシレーヌ出し。
正直これは行けるだろ〜と思いながらシャドボを打つと相手にミリ耐えされる。
反省会
・メガメタグロスがアリア+シャドボを耐えると思っていなかった
試合後に確認したところ、メタグロスは慎重HD特化だったらしいです。
ダメージ計算をしたところ
特化アリア 30.4〜35.8%
C160振りシャドボ 62〜74.8%
つまり92.4〜110.6%の乱数で、耐えられる可能性は約3〜4割の乱数でした。
無振り岩石封じで5.3〜6.4%のダメージが入っていたらほぼ確定で倒せていたので、ここだけ見ると怯みと乱数の運負けですが、実は敗北の直接的な原因はそこではありません。
アシレーヌで水Zを撃てば必ず倒せていたからです。では、何故そうしなかったか。
激流圏内に入ってメタグロスが落ちる→デスカーンでトリルされることと、マリルリの太鼓の起点にされる事を懸念したからです。
しかしジャラランガに対するアイアンヘッドのダメージ上、Aに降っていないのは明らかだったため、激流圏内には当然入りません。
つまり試合中のダメージ計算を怠っていたのが原因ですね。あんらんじゅさんの裏がH振りのマリルリ(非チョッキ)とウルガモスだったので、きちんと水Zを撃てていれば確実に勝てていました。それに気付かずに相手にワンチャンを与える行動をした以上負けるのは妥当だったなあという所です。
長々と書いてしまいましたが、メタなどの考えは合っていたので次に活かせるようにしたいです。あんらんじゅさんの嫁ポケアシレーヌで分からせたかった
まとめ
リベンジするぞ!と意気込んだ割にドラフトと同じくまた決勝1落ちという悲しい結果で終わってしまいました。ただかなりメタゲームについて学べる部分があったので、これを踏み台に次回は決勝1落ち芸人を卒業したいです。
これで終わり・・・と言いたいところですが、この大会は負け側もトーナメントがあります。
まだ挽回のチャンスがあるので頑張ります。
次回は負け側トーナメント→まだ